WAKAYAMA CYCLE PROJECT

和歌山サイクルプロジェクト

和歌山サイクルプロジェクト 代表者インタビュー(1/3)

和歌山サイクルプロジェクトを立ち上げた経緯や我々の思いについてより多くの方に知っていただきたいと考え、団体代表の西林に対してメンバーがインタビューをし記事にまとめました。

インタビュー記事は全3篇でアップしていく予定です。

まずは第1回のインタビューを御覧ください。

 

■和歌山サイクルプロジェクト(以下、wcp)立ち上げのきっかけは? 

(西林):まず、WCPを立ち上げる前の2015年11月22日に自転車愛好家の和歌山市役所職員有志による「サイクリングロード魅力アップ政策研究グループ」が発足しました。

”自転車を通じて街を盛り上げる”という活動を和歌山市に対して提案するために政策研究グループ主催でサイクリングイベントを実施しました。

「海のまち和歌山を楽しむサイクリング」では、和歌山市民と尾花正啓市長らが一緒に和歌山市内を自転車で走行しました。

政策研究グループは1年間の期間限定での活動であったため平成27年度をもって活動を終了しました。

その後、政策研究グループの一部メンバーによって平成28年にWCPを立ち上げました。

 

■どういった思いがあってWCPを立ち上げましたか?

(西林):政策研究グループでの活動を進めていく中で、行政主導のまちづくりや自転車の魅力を広めることに限界を感じることがありました。

できることをできる人で行えばもっとスムーズに活動を進められると思い、行政、民間の枠を超えた団体が必要と考えました。

政策研究グループ解散後は、“自転車で和歌山を楽しく元気なまちに”という目標の実現に向けてWCPを立ち上げるために動き出しました。

 

■そのときのまわりの環境はどんな感じでしたか?

(西林):その当時(2015年)はまだ和歌山には自転車走行用のブルーラインもなく、市民の方にもサイクリングに対して理解をしていただけていない状況でした。

そういった状況の中で政策研究グループでは自分たちでできることを模索しながら活動を続けていました。

嬉しいことに活動を進めてく中で、私達の活動が地元ニュースや新聞に取り上げて頂ける機会がありました。

ところが1度ニュースや新聞に掲載されると、あちこちでいい噂、悪い噂がたつことがありました。

 

■いい話、悪い話とはどんなものがありました?

(西林):自転車を通じた私たちの活動には、街を盛り上げる効果やメリットはないといった批判的な意見がありました。

また、それとはうってかわって私達の活動に対していい反響が出てきたときには、活動に全く関与していないにもかかわらず手柄を自分のものにするような事を言う人もいました。

地元の愛する街を盛り上げたいという思いを持って活動していますが、私達の活動をよく思っていない方がいるということもわかりました。

私達の思いがなかなか理解されず悲しい思い、悔しい思いをすることがありました。

いい話としては、他の地方自治体の方々からも問い合わせを頂いたり多くの方から応援していただけることがあったことです。

このことは本当に嬉しく励みになりました。

 

■その時は周囲や近いひとからどんなことを言われましたか?

(西林):政策研究グループ活動時、和歌山市内でサイクルイベントの開催を企画した時は5人ほどしか仲間はいませんでした。

もちろん身内だけです。

周りの人から協力を得ようと活動内容を説明しても理解されず、誰にも相手にされない状況でした。

そんな中でも気持ちを保ち、仕事終わった後に毎日睡眠時間を削りながらも企画書を作っていました。

でも、WCP立ち上げ時は全く違いましたよ。

必要としていただいてる方、応援してくれる人、信用できる仲間が居ました。

周りの人達に協力していただき、サイクルステーションの設立やサイクルラックを作るイベントを実施することができました。

 

■WCP立ち上げ時に状況が良くなっていたのはなぜですか?

(西林):民間事業者や市民の方たちが活動に参加してくれたからです。

行政が行うソフト事業でなく、提案から実行までを市民が行う活動のほうが魅力があるということを理解してくれる仲間が増えたからです。

地道な活動を通して我々の思いや活動に共感してくれる市民の方が徐々に増えていったことが非常にありがたく、今も大きな助けになっています。

 

 

第2回インタビューはこちら↓

http://wakayamacycleproject.hatenablog.com/entry/2017/05/20/225912

 

第3回インタビューはこちら↓

http://wakayamacycleproject.hatenablog.com/entry/2017/05/25/071546

 

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